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百日紅(サルスベリ)の花言葉は?花、実の時期や特徴は?種類も解説!

百日紅(サルスベリ)の花言葉は?花、実の時期や特徴は?種類も解説!

2018年10月13日

百日紅(サルスベリ)の花言葉は?

 

サルスベリには5つの花言葉が存在するんです。

 

その5つとは…“雄弁”“愛嬌”“不用意”“あなたを信じる”“潔白”“活動”ということばです!

 

まず、“雄弁”ということばですが、聞き慣れないのは筆者だけでしょうか?!

 

雄弁とは、弁舌が優れている…つまりお話し上手ということですね。

 

枝先に花をたくさんつけることから生まれたことばなんですよ。

 

社会人であれば、セミナーや講演会でお世話になった方に贈っても良いですし、出産祝いに<これからすくすく成長して、たくさんお話ができるようになりますように>という思いを込めて贈るのもよさそうですね。

 

また、百日紅の花言葉には、“愛嬌”や“不用意”というなんとなく対照的なものもあるんです。

 

このことばの語源は、猿が滑るくらい樹皮がつるつるしているという言い伝えからきています。

 

愛嬌については、愛嬌のある可愛らしい女性に贈るのにぴったりですが、不用意ということばはあまり贈り物向けのことばではありませんね。

 

でも筆者は、“不用意”は男性にとって最強の花言葉だと思います。

 

それはなぜかというと…

 

それは残りの花言葉について話してからにしましょう(笑)

 

そして“あなたを信じる”“潔白”という花言葉も残っていましたね。

 

このことばも言い伝えからきているんです。

 

とある王子が恋人と100日後に再会した時、恋人は亡くなっていました。

 

その恋人が埋葬された場所から百日紅の花が咲いたんです。

 

なんともロマンチックな話ですね!!

 

先ほどの話しに戻りますが、“不用意”ということばは、準備が整っていないということですよね。

 

結婚したいほど好きな女性がいても、まだ結婚できる状況ではない方もいるかと思います。

 

こんな意味を込めて、百日紅の花を恋人に贈るのはどうでしょうか?

 

『<愛嬌のある可愛らしい>あなたが大好きです!でも、ごめんなさい。私はまだ<準備不足で>あなたにプロポーズすることができません。準備ができるまで待っていて下さい!<あなたを信じています!>』

 

どうでしょうか!?

 

こんな伏線を張って、プロポーズに備える方法です(笑)

 

雄弁とは程遠い男性の方、是非参考になさってください(笑)

 

ちなみに、“活動”は百日紅が夏の長い期間花を咲かせ続けるところから生まれました。

 

百日紅を用いたプロポーズ大作戦は大成功して、長い期間幸せに過ごせるというネタバレでしょうか!?(笑)

 

百日紅(サルスベリ)ってどんな木?特徴や名前の由来は?

 

サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ、Lagerstroemia indica)は、ミソハギ科の落葉中高木です。

 

落葉中高木というのは、冬季ころには葉を落とし、中木は2m~5m、高木は5m以上の高さになる樹木を指します。

 

サルスベリの由来は、<樹皮がツルツルして、猿が登ろうとしても滑ってしまいそうなこと>からきています。

 

そのため、“猿滑”と表すこともあるんですよ!

 

実際には滑ることなく、猿は簡単に登ってしまうそうです(笑)

 

サルスベリは、百日紅(ヒャクジツコウ)とも呼ばれます。

 

それは、<サルスベリが夏の盛りに百日近く咲き続けること>または<約100日間ピンクの花を咲かせる>ということにに由来するといわれています!

 

木はその腐りにくさから、湿度の高いところにある床柱やカヌーなどに用いられるんですよ!

 

百日紅(サルスベリ)の花の開花時期や季節、特徴は?

 

サルスベリは、夏から秋までの約3ヶ月間咲き続けます

 

見頃なのは7月~9月で、ピンクや紅、白、紫、淡い中間色の花がとても美しいですよ(基本的には紫がかった紅色)♪

 

ただ、個体差があるため、早いものでは6月から咲き始めて10月頃まで咲くものもあるんです!

 

夏の暑い時期に凄まじい生命力ですよね。

 

花の特徴としては、枝先にくしゃくしゃのフリルのような団扇形花を咲かせ、円錐花序となります

 

 

円錐花序とは、写真をみてわかるように花序の軸が何度か分枝し、全体を見ると円錐形をしている花の咲き方を言います!

 

さらによく見てみると、卵形の花びら6枚で構成されており、がくの部分は筒状で6つにわれていますね。

 

真ん中にめしべがあり、おしべは中心とその周りに長く伸びています。

 

真ん中の花粉で虫たちを引き寄せて、寄ってきた虫が無意識に外側のおしべに触れて、体に花粉を付けて運ぶというシステムなんですよ!

 

これは面白いですね!!

 

そんな考え抜かれた花の大きさは、4~5㎝と手のひらにちょこんと乗るサイズです。

 

1つ1つの花は大きくないものの、サルスベリは咲いた枝先から再び芽が出てきて花をつけるので、咲き続けているように見えるんですよ!

 

とても迫力がありますよね!

 

より迫力のある木にするためには、適度な剪定が必要なんです。

 

毎年、強剪定される木は強い枝を長く伸ばし、こんもりと整った樹形になるので、手をかけるほど大迫力のサルスベリの花が見られますよ!

 

花の少なくなる夏の暑い頃に長く咲いてくれるので、街路樹として植えている地域もあるんですよ!

 

まさに夏を代表する花ですね!

 

百日紅(サルスベリ)の実の時期や季節、特徴は?

 

サルスベリの花はよく聞きますが、実は果実もつけるんですよ♪

 

楕円形で、蒴果(さくか)と言われる乾燥して裂けて種子を放出するタイプの果実です!

 

大きさは5~6㎜で、6つの裂けるのですが、それが表面に花が咲いたようでとても綺麗なんですよ♪

 

花が終わりきらないうちから種をつけ、だんだんと色が変わり最後には茶褐色になるんです。

 

そして、10月頃に熟した実は、深く6つに割れて開きます

 

実が開く前、実の中は6つの部屋に分かれていて、それぞれの部屋に種が入っているんですよ。

 

その種には、なんと翼がついているんです!!

 

でも本当の翼ではなく、種の片方だけに薄い膜のようなものがついていて、翼のように見えるんですね。

 

翼があるおかげで、風に乗って遠くまで飛ぶことができるんですね。

 

百日紅(サルスベリ)の葉の特徴は?

 

サルスベリの葉には鋸歯はなく、つるんとふっくらした卵形です。

 

長さ約2.5〜6cmで幅約2〜3cmで、ほとんど柄はありません。

 

よ~く見ると、サルスベリの葉は軸が赤いという特徴がありますね!

 

また、コクサギ型葉序といって、左右に2枚ずつの葉がつくめずらしい葉のつき方をしているんですよ!

 

どうしても華やかな花に目が行きがちですが、葉にもこんなに特徴があるんですよ!

 

百日紅(サルスベリ)の種類は?

 

え?!サルスベリって、サルスベリだけじゃないの?と思った方!

 

そうじゃないんですよ!(笑)

 

サルスベリの仲間は約30種類ほどあるんです!

 

一般的なサルスベリは成長が早いため、すぐに大きくなってしまいますが、鉢植えに向いている園芸品種も多いんですよ。

 

最近は、花色が豊富な園芸品種が数多く流通していますね。

 

その名の通り白やうす紫色の“シロサルスベリ”“ウスムラサキスベリ”という品種があります。

 

 

また、矮性種(大きく成長しない種類)である“一才サルスベリ”という品種があり、これは木が小さくても花をつけやすいので、小さな鉢植えでも花をつけてくれますよ♪

 

園芸用語で<一才物>”と呼ばれるこの種類を更に改良したものに、“ヒメサルスベリ”“あすか”というものがありますね。

 

他にも類似種として、“シマサルスベリ”“ムラサキサルスベリ” があり、シマサルスベリは奄美諸島や台湾などに分布しているため、なかなかお目にかかることができません。

 

ムラサキサルスベリはサルスベリとシマサルスベリの雑種なんですよ!

 

高木性の品種では、ピンクの花を咲かせる“マスコギー”や、赤紫の花を咲かせる“ダスカローラ”があります。

 

そして、白花の代表と言えば“ナチェ”が挙げられます。

 

低木性の品種も存在し、薄藤色の涼しげな花を咲かせる“涼風”というものも有名ですね。

 

百日紅(サルスベリ)の分布は?どこに生えているの?

 

サルスベリが自生している地域は、沖縄、中国、台湾で、北海道(南部)本州、四国、九州で植栽されています。

 

沖縄でも一部植栽されていますよ。

 

サルスベリはもともと熱帯・亜熱帯に分布している種のため、日本では自生している地域と積極的に植栽されている地域に分かれます。

 

具体的には、東南アジアからオーストラリアにかけて分布しているのです。

 

日本で自生している種としては、南西諸島にシマサルスベリ、ヤクシマサルスベリが自生していますよ。

 

木自体が強く病気にもならないため、庭や公園などに植えられていることも少なくありません。

 

また、夏の植物の少ない時期に美しい花をつけることから、街路樹として植えている地域もあるんですよ!

 

まとめ

 

サルスベリの魅力が伝わりましたでしょうか?!

 

様々な品種があることがわかり、どの花もとてもきれいでしたね。

 

夏から秋までの約3ヶ月間咲き続けるサルスベリの見頃は7~9月です

 

道を歩いていて、くしゃくしゃしたピンク色の花をつける迫力のある木を見つけたら、それはサルスベリです!!

 

10月頃には、花が咲いたような果実も楽しむことができるんでしたね!

 

是非、種から生えた翼もチェックしてみてください!

 

本当に種から翼が生えているようで、面白いですよ。

 

風に乗って種が飛んでいく様子も是非見てみたいものです。

 

また、沖縄、中国、台湾に旅行に行かれた際には、是非自生しているサルスベリを探してみてください!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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どうも!樹木博士です!樹木にハマってから早40年以上。 小学生のときから、なぜか樹木が大好きでした。周りの子たちが スポーツやら恋愛やら遊びやらに励む中、私だけは樹木に夢中。 そんな風に育ったので、もちろん青春と呼べるような経験はほとんどありません。ただ、樹木に関しての知識や経験はたっぷりですw 樹木事典では私の樹木人生で得た知識や経験などを惜しみなく公開していきます!

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